お手軽!プランターの植栽方法
芝桜、植えてみたいけど場所がない・・・。私たち田舎っ子にはなかなか分からない状況ですが、都会の方にはあるあるなお悩みではないでしょうか?
今回は、植える場所はないけれど芝桜を楽しみたい!というお客様にご提案♪
プランターや鉢植えで芝桜を楽しんでみてはいかがでしょうか?プランターを使ってお手軽に、上手に芝桜を楽しめる方法をご紹介します?
プランター(鉢)の植栽方法
基本的には地植えと同じ方法ですが、まずは土の準備が必要です。
土の量はプランターの2/3くらいが目安です。これ以上多くなると、水やりをした時に水があふれたり、土がこぼれてしまうので気を付けてください。
芝桜にオススメの土は、水はけの良い「培養土」。(※現在当店では販売停止中でございます) 培養土には肥料成分も含まれているので、植え付け時に肥料を入れる必要はありません。
お庭の土をそのまま使う場合、土がフカフカしている水はけの良い土ならいいのですが、固い土の場合「腐葉土」と「バークたい肥」を混ぜてフカフカの土にしてからプランターに入れてください。
(腐葉土とバークたい肥はお庭の土の状況によって混ぜる分量を調整してくださいね)
バークたい肥を混ぜ込んだ場合、肥料は必要ありませんが、お庭の土をそのまま使う場合は、肥料を少量混ぜ込んでください。
土の準備ができたらいよいよ植栽です。
20cm~25cmほど間隔をあけて植えれば、あとは水やりをして大きく育つのを待ちましょう。もちろん日当たりの良い場所に置いてくださいね。
ガーデニング用語の豆知識
培養土・・・あらかじめ数種類の用土や肥料がブレンドされ、そのまますぐに使用できる土のことです。初心者には強い味方です。
腐葉土・・・落ち葉が堆積し腐った土。養分や水分を保ち、排水がよい土です。
バークたい肥・・・樹木の皮の部分を発酵させて作った土壌改良材。腐葉土同様、養分や水分を保ち、排水をよくします。
プランター植栽の注意点
お手軽に芝桜を楽しむことができるプランター植栽ですが、地植えに比べてちょっと気を付けたい点があるのでご紹介します。
乾燥しやすい
プランターの場合、容器の中の土の量が決まっています。そのため、土が吸収した水分を根が吸い上げてしまうと、あとはどんどん乾燥していくことになります。地植えの場合の水やりはお天気任せのところがありますが、プランターの場合は土が乾燥していないかのチェックが必要です。
蒸れやすい
プラスチックのプランターの場合、蒸発した水分は表面から抜け出すしかありません。その唯一の逃げ場に芝桜の株が広がっていくわけですから、水蒸気の逃げ道にふたをするような状態です。そのため、土の表面に広がっている芝桜が蒸れて枯れてしまうことがあります。
プランターでも、素焼きの鉢は通気性が良いので蒸れ防止になります。ただし、より乾燥しやすいという欠点はあります。
肥料過多になりやすい
あまり肥料を与えなくてもよい芝桜ですが、プランターの中では養分が増えることはないので、花付きを良くするには肥料が必要です。
しかし、地植えと同じような感覚で肥料を与えると肥料過多になり、枯れてしまうこともあります。少なめに与えるようにしましょう。
プランターに植えた芝桜も2~3年で直径50cmほどに生長します。プランターが小さいとはみ出してしまうので、あまりにも伸びてきたらはみ出した部分はハサミでカットしてくださいね。 また大きく育つとプランターの中で根がいっぱいになり、根詰まりして生育が悪くなります。その際は植え替えていただくと良いですよ。1株、2株から芝桜を楽しんでみてくださいね?
プランターの芝桜写真もお待ちしていま~す。